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回復期リハビリテーション病棟のご案内

回復期病棟の概要

リハビリ風景

回復期リハビリテーション病棟とは、各種急性期病院から紹介を受けた、急性期を過ぎて回復期に入った患者様を対象に、早期の日常生活動作の改善を目的としたリハビリテーションを集中的に実施する病棟です。
その人らしい生活を取り戻すお手伝いをさせていただきます。

入院のご相談

TEL:052-878-6531(医療連携部直通)

対象となる患者様

回復期リハビリテーションを要する状態
脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症、腕神経叢損傷(わんしんけいそうそんしょう)等の発症後もしくは手術後、または義肢装着訓練を要する状態
高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の頸髄損傷および頭部外傷を含む多部位外傷の場合
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節もしくは膝関節の骨折、または2 肢以上の多発骨折の発症後、または手術後の状態
外科手術または肺炎などの治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後または発症後の状態
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節または膝関節の神経、筋または靭帯損傷後の状態
股関節または膝関節の置換術後の状態
急性心筋梗塞、狭心症発作その他急性発症した心大血管疾患または手術後の状態

回復期リハビリテーション
病棟の特徴

  • 院内に急性期病棟があり、各科専門医が緊急時の対応や病状の管理を行える医療体制を整えております。
  • 病院の周囲は緑が豊かです。中庭もあり、落ち着いた療養環境の中での、リハビリテーションをご提供いたします。
  • 訓練室だけでなく、病棟でも身の回りの動きを中心とした練習を行っております。
  • 家庭用の浴槽の入り方など、日常生活を想定した具体的な訓練を行っております。
  • 退院後の家庭環境や介護方法について、相談・指導を行っております。
  • 退院後の不安を解決できるように福祉制度のご紹介をいたしております。
  • 病状に応じて365日リハビリテーションを提供出来る体制を整えております。

回復期リハビリテーション病棟の特徴

入院から退院までの流れ

入院

  • 患者様の状態と、ご希望をお聞きしながら目標を決めて、リハビリテーション総合計画を立案・実施します。

    ↓

  • 月1回、患者様やご家族に、病状とリハビリ方針及び計画を説明します。

    ↓

  • 患者様のご自宅に伺い、実際に間取りなどを見せていただきリハビリの参考にします。

    ↓

  • 外泊・外出訓練を導入し、ご自宅の環境に慣れていただきます。

    ↓

  • 退院後の介護保険身体障害者サービス申請手続きについて、相談をお受けします。

    ↓

退院

リハビリテーションとは

リハビリテーションとは、病気やけがにより何らかの障害が生じた方々の社会復帰への過程です。
発症直後の急性期を脱して社会復帰するまでの時期が回復期にあたります。
回復期リハビリテーション病棟では障害された機能の回復を図るとともに残された機能の活用を促し、日常生活動作(ADL)の改善に向けた援助を行います。

作業療法

作業療法

「更衣」「整容」といった生活動作能力の向上や、退院後の生活に必要な諸技能の獲得をお手伝いします。

理学療法

理学療法

日常生活に必要な「起きる」「座る」「立つ」「歩く」といった基本動作訓練を行います。

言語療法

言語療法

「聞く」「話す」「読む」「書く」といった言語の機能や「食べる」機能に対する訓練を行います。

スタッフステーション

スタッフステーション

医師・看護師・ソーシャルワーカー・リハビリスタッフ・介護士などで、家庭復帰に向けて積極的に取り組んでいます。

レクリエーション風景

レクリエーション風景

食堂

食堂